<<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >> 2023.9.22 _________________________________________________________『週刊金曜日』 11/2「創刊30周年大集会」のライブ配信チケットの購入はこちらから https://kinyobi30.peatix.com/ ==================================================================== <http://www.kinyobi.co.jp/> 【1】注目の記事 【2】編集長コラム 【3】次号予告 【4】新刊本のご案内 【5】イベントのご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】注目の記事 ■衆院小選挙区5増 東京政治異変 岸田文雄首相が解散時期をうかがう、次回の衆議院選挙の小選挙区は「10増10減」で行な われ、とりわけ東京は一挙に五つも増えて30選挙区になる。立候補を表明している候補予 定者は朝夕の駅頭に立ち、すでに選挙戦が始まっているかのようだ。神は細部に宿る、の 言葉通り、新しい選挙区の調整・連携では、共闘や対立など各党の思惑が入り乱れる。そ れが象徴的に現れている東京の三つの選挙区での「異変」を取り上げる。 ●自公の亀裂が露呈29区 なお不透明な自公の修復 加速する保守票の争奪戦 金本裕司 「東京における信頼関係は地に落ちた」。公明党幹事長が強い口調で決別宣言した自民、 公明両党の選挙協力。トップが乗り出し一応の修復をみたが、信頼関係をどこまで修復で きるか不透明だ。東京で唯一、公明党が候補者を擁立する衆院東京29区(足立区西部と荒 川区)は自民党が推薦する形に戻ったが、自民・保守票をめぐり、各党の争奪戦が加速し ている。 ●4選挙区の一部が集まった26区 立憲現職が離党して立候補 自民新人は虎視眈々 尾中香尚里 目黒区(人口約27万9000人)は大半が旧5区、一部(人口約8万9000人)が旧7 区に属していたが、新たな区割りでは目黒区全体が、新設される新26区に移動。さらに、 大田区の一部(旧3、4区)も加わる。複雑な選挙区変更と同様、候補者の動きも複雑と なっている。 ●「市民と野党の共闘」のシンボル8区 画期的だった統一候補勝利 生まれた波状効果と混迷 佐藤和雄 前回2021年10月の衆院選。東京都内で野党共闘のシンボルとして注目されたのが東京 8区(杉並区のほぼ全域)だった。立憲民主党の新人である吉田晴美氏が「市民と野党の 統一候補」と位置付けられ、自民党の石原伸晃元幹事長を3万票以上の大差で破ったのだ 。石原氏は比例復活もできず、今年6月には次の衆院選への不出馬を表明した。野党共闘 の成功事例とされた選挙区で、再度の統一候補実現に向けた市民の動きは7月半ばから始 まった。だが、その帰趨は見通しにくい。 ------------------------------------------------------------------------- ■NO LIMT2023高円寺番外地へようこそ! ●国家が深めた溝を友達パワーで乗り越える 雨宮処凛×松本哉 日本政府による原発事故の処理汚染水の海洋放出は、未来にわたる脅威だ。一方、中国政 府がとった対抗措置をめぐって日中の政治的対立が深まっている。さらに台湾有事、領土 問題……。アジアのなかでさえ国家間の争いの火種は尽きない。国際政治がどう転んでも 、地道に培ってきた民衆の信頼関係は変わらない。互いに闘わない環境を 作ろうと「NO LIMIT」が9月22日から10月1日まで東京・高円寺で開催される。 ●アジアの最果てから生中継〜未知の地下文化圏は存在するのか?〜 ・パプアから、現地の表現者たちの「いま」を 小鷹拓郎 ・タイ深南部には、新しい文化圏を作るための手がかりが 居原田遥 ●国境なき世界を想像し、実演する場/フェスティバルとしてのNO LIMIT 江上賢一郎 前回の開催から7年ぶりとなる今回の「NO LIMIT」。このジャンル不明の大掛か りなイベント、一体どう理解すればいいのか──。スタッフとしてかかわる研究者が解説 する。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】編集長コラム NO LIMIT 今週号掲載の雨宮処凛さんと松本哉さんの対談が面白い。今月22日から10月1日まで東 京・高円寺で開催される「NO LIMIT」がテーマなのだが、松本さんの行動力には とにかくまいった。互いに闘わない環境を作ろうというのが目的で、さまざまなイベント が企画されている。 松本さんは言う。「そうやってみんなで遊び歩いてみると、結局『一緒じゃん』って。 そしたら、別に喧嘩する必要もないし、友だち圏を世界中に広げた方がみんな幸せなんじ ゃないかな、と考えました」まさにそうだ。でも、世界中で争い事が絶えない。 日本だって、中国や北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)との関係は悪化するばかりだ。で もそれはあくまで国家同士の問題だ。そこに住む人々は、一緒に遊んで、一緒に飲んで、 一緒にバカ騒ぎすれば、それだけで仲良くなれる。徴用工問題などで日韓関係が悪化して いた時でも、K─POP大好き、日本のアニメ大好きな日韓の若者たちは互いに交流し合 っていた。その原点を対談から学んだ。(文聖姫) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】次号予告 2023年9月29日(第1442)号 【特集 政治のデジタル化】明石昇二郎 ●岸田首相のかけ声倒れ ●国会議員関係の申請はわずか7・4% 最大の障壁は使えない総務省ソフト ●政治資金のデジタル化を各政党に聞いてみた 【ミニ特集】 ◆プーチン×金正恩会談で何が話し合われたのか? ●軍事接近/日米韓VS中朝ロで東アジア安保悪循環の恐れ|高橋浩祐 ●経済協力/北朝鮮労働者のロシアへの派遣がいちばん有力|浅川新介 ●総論/北朝鮮報道から見る会談の意味 【ウクライナ人道支援の旅】 ●議員活動の合間を縫って支援続ける ポーランド・クラクフ市議のウカシュさん|丸山 美和 【新龍中国】 ●実体のない「台湾独立」を 論じるのはやめよう|野嶋剛 【くらし お金】 どうする? 新登場の「106万円の壁」|内藤眞弓 【提携連載企画 Tansa 】 ●「関生支部」弾圧事件|中川七海・渡辺周 ●きんようカレンダー8月|先川信一郎 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【4】既刊本のご案内 ★黒沼ユリ子の「おんじゅく日記」 ヴァイオリンの家から 黒沼ユリ子著 1000円+税 A5判並製・124頁 【重版2刷出来】世界的ヴァイオリニストからの平和へのメッセージ 高校在学中にチェコのプラハ音楽芸術アカデミーへ留学。以後世界40数か国で独奏者と して活動するかたわら、「音楽と平和は、普遍的な人類共通の言葉と願い」をモットーに メキシコ市に幼児から青少年を対象にした弦楽器のための音楽アカデミーを開設。演奏家 であり、教育者でもある著者の歩みを振り返る。(2022年11月刊) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【5】イベントのご案内 ★『週刊金曜日』創刊30周年協賛イベント 崔善愛ピアノ&トーク・ショパン 花束に隠された大砲 ●日時・場所 ▼10月7日(土)17時〜「六花亭きたこぶしホール」札幌市中央区北4条西6丁目3-3 前売 ・問合せ:080-1898-7037(七尾) ▼10月8日(日)14 時〜「小樽潮陵高校記念館」小樽市潮見台2-1-1 前売・問合せ:090- 2073-8962(沖山)/ ▼10月9日(月・休)14時〜「室ガス文化センターリハーサル室」室蘭市幸町6-23前売・ 問合せ:080-4320-3521(冨盛) ▼10月10日(火)18時〜「釧路エルムmusicサロン」釧路市新橋大通4丁目2-1前売・問合 せ:080-5595-7022(岸本) ●参加費:前売2000 円(当日2500 円) ●主 催:『週刊金曜日』札幌・小樽・噴火湾(室蘭)・釧路・札幌西読者会 ●協 賛:『週刊金曜日』 ------------------------------------------------------------------------- ★『週刊金曜日』30周年 創刊記念大集会 『週刊金曜日』は、2023年11月に創刊から30年を迎えます。広告収入に頼らず、 政権や大企業に忖度せず、定期購読者とともに歩んできました。読者に感謝し、 決意を新たにする大集会を開きます。みなさまの参加をお待ちしています。 また当日はライブ配信(有料)も行ないます。 ●日時:11月2日(木)18時〜21時(17時半開場) ●場所:日本教育会館一ツ橋ホール 東京都千代田区一ツ橋2-6-2 (半蔵門線、都営三田線・新宿線「神保町駅」A1出口3分) ●参加費:2000円(当日2500円 全席自由) 参加チケットは「チケットぴあ」でご購入ください。 Pコード「651166」をご用意のうえ「セブン-イレブン」店内にあるマルチコピーからのチ ケットを発券してください。 https://t.pia.jp/guide/sej-t.jsp 配信チケットはPeatixの下記サイトでご購入ください。 https://kinyobi30.peatix.com/ 主催:(株)金曜日 03-5846-9001 ==============================================『週刊金曜日』 ※ 定期購読のお申し込みは以下のページから。 https://ssl.kinyobi.co.jp/consult/input.php?id=tk ※「金曜日サポーターズ」スタートしました! https://www.kinyobi.co.jp/supporters/ ※ このメールは、お申し込みいただいた方にお送りしています。 ※ このメールへの返信はできません。 ※ お届けするE-Mailアドレスの変更や配信停止は以下のページから。 http://www.mag2.com/m/0000140118.html ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃発 行 株式会社金曜日 ┃ ┃ 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-5-13 ┃ ┃ 日本橋スカイビル6階 ┃ ┃ http://www.kinyobi.co.jp/ ┃ ┃編集部 mailto:[email protected] ┃ ┃業務部 mailto:[email protected] ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
Staff01님이 작성하셨습니다. 최종 수정일: 2023년 9월 22일 09:43:17
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